日本の北端の島、北海道の西部に位置するニセコエリア。標高1,308mのニセコアンヌプリを頂点に連なる山々に囲まれ、中央には清流日本一の尻別川が流れる、自然豊かなエリアです。夏は登山、カヌーやラフティング、ゴルフなどのアクティビティ。冬は毎日のように降り注ぐパウダースノーでスキーやスノーボード。1990年代に訪れたオーストラリア人が自然環境に魅せられて移住し、その口コミで海外からの観光客や移住者が増加。今もその勢いは衰えません。ニセコエリア内の倶知安町字山田は、2016年から3年連続で住宅地の地価上昇率全国1位。現在は、世界的な高級ホテル「パークハイアット」「ザ・リッツカールトン」などの開発も進み、また2030年末には北海道新幹線も開業し、世界的なリゾート地として成長する注目のエリアです。
「Talo」の設計は北海道の建築家、五十嵐淳。2005年、イタリアの国際建築賞であるBIENNIAL BARBARA CAPPOCHIN賞のグランプリを日本人として初めて受賞し、その後も数多くの建築賞の栄冠に輝く、日本を代表する建築家の一人です。北国ならではの風土、気候条件や風景との共存を前提とした五十嵐氏の建築思想。ニセコエリアに新たなランドマークが誕生します。